早稲田大学ビジネススクールの入山先生が以下の記事を書かれていたので、ご紹介いたします。テレ東のWBSにも時折出演されていますね。
競争戦略の源泉の一つは圧倒的な差別化です。
競争戦略の要諦は、実は「競争をしないこと」にあります。
マーケティング界でいうところのブルーオーシャン戦略ですね。競合相手のいない(または少ない)フィールドを見出し、そこで利益を最大化を目指す戦略です。反対はレッドオーシャンです。
入山先生が指摘されている通り、これは個人のキャリア形成に活用すべき考え方だと思います。労働収入を"コスパ"よく最大化させるには、他人と被らない自身の特技を磨くことが肝要です。これをMBA留学と結びつけると、大抵の方はMBA取得後にコンサルや投資銀行業界にいき、レッドオーシャンに自らを投じてしまいます。私費であればやむを得ない部分もあるでしょうが、目先の給料よりも、競争相手の少ない業界や会社を選ぶべきです。(一般的に将来性があるとされる、手垢のついたところはNG)
但し、労働収入だけでは、将来的な資産形成の効率は悪くなるでしょう。勿論、激務高給な業界にいき、そこで生き残る自信がある方は問題ないです。(概ね若い時は無理できますが、年を重ねるとキツくなってきます)
やはり一番のオススメは、ブルーオーシャンを見つけ一定の労働収入を得つつ、株式や不動産投資などの副収入を最大化することですね。